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    店長のたわごと 1

新車を買う

新車って響きがいいですよね。
車を買うなら、そりゃ、新車にしたい。

いや、どうせ、単なる足だから、なんでもいいやって方もいます。

どちらにしても、新車を買うメリットとして
好きな車種が選べる
好きな色が選べる
好きなグレードが選べる
故障とか、あまり気にしなくて良い
なんといっても、気分がちがう

デメリット(????)として
車両価格以外にたくさんお金がかかる
すぐに、乗れない


(????)としたけど、
だいたい、自動車の新車を買うこと自体、デメリットというのは存在しない。
だって、新車だから。


似たような言葉で
”新古車”なんてモノが存在する。


新車とは、メーカーが製作して、ナンバープレートがついてない状態、すなわち
まだ、誰の名前でも登録されてない状態のことをいう。

新車が誰かの名前で登録された時点で、そのクルマはもう中古車となる。


じゃあ、新古車ってなに?

それは、自動車販売会社が自分たちの都合で、作ったクルマのこと。



最近は、普通車に新古車というクルマが、あまり出回らなくなった。

「新古車あります」なんて掲げているのは、軽自動車に多い。


だいたい、新古車なんて聞こえがいい言い方をしているけど、
実際は、販売ディーラーの在庫調整や、ノルマの消化として始まったものである

ディーラーはメーカーとの協定などがあり、
年間販売台数で、仕入れ値やマージンが大きく変わる。


1台でも多く売ったほうが、安く仕入れられ、マージンも多い。
安く仕入れることができると、希望小売価格との差が大きくなる。

となると、売れば売るだけ利益が大きくなり、儲かるわけ。


じゃあ、その実績を上げるためには、どうするのか?
また、実績自体はどうやって判断されているのか?


それは、新車を登録した台数で判断するんです。



登録台数が多ければ、実績となる。
ということで、台数稼ぎのために、新車ディーラーが、新車を自分の(販売店)名義で
登録する。登録すれば、もう、中古車。新車じゃなくなる。


でも、クルマ自体は、まったくの未使用車。

そんなクルマが、新古車になるわけ。


新車を登録するときは、必ず、税金など諸費用分は支払うことになる。
ディーラーだって、例外じゃない。

その支払った諸費用部分が、新古車として買うユーザーさんには
購入時に一部、その税金部分がかからないので、安く買えることになる。



ディーラーは、新型車も出ることだし、いつまでも在庫として抱えるわけにもいかないので、
さらに値段をさげて売る。
でも、赤字になることはない。



新古車の話になってしまいましたが、新車を買うなら
ウチをとおして購入していただければありがたいことではありますが、
安く買うなら、やっぱり、ディーラーで買うのがいい。


そんでもって、あちこちのディーラーへいって見積もりを作ってもらって
競合させて、買うのが間違いなく安くなる。


まあ、自治体の公共工事の入札と同じで、どこが一番安い金額を提示するのかを見て
安いところで買えばいいわけだ。

入札とのちがいは、自分で見積りをもらいに行くことになるのが大きな違い。


今の時代、新車ディーラーの値引きはあまりしないし、ワンプライス的な傾向がある。



私みたいなディーラーじゃない販売店が新車を売っても、ワタクシどもの利益は、
紹介マージン分のみ。
クラウン売っても、カローラ売ってもあんまり変わらない。

さらには、ワタクシが、まったくの利益なし(マージン分も値引き)で売るよりも、
ユーザーさんが、ディーラーに直接行って、見積りしてもらうと、
ワタクシどもよりもはるかに、安い金額が見積もられている。



結果、新車を安く買うのであれば、
ユーザーさんがディーラーへ直接行って交渉し、他のディーラーと競合させるのが良いことになる。

さらには、ワタクシみたいなところで見積りをすれば、さらに、値引きの可能性は上がる。


どうしても、安く買いたいなら、この方法が一番でしょう。




ただし、もし、この方法を取るのであれば、
お世話になっている、なじみのクルマ屋さんには行けなくなるので、
そのあたりは、どちらがいいのか、天秤にでもかけて検討してください。





・・・お金では買えないものもある・・・・。

随時、更新してまいりますので、よろしくお願いします。



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