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ボディーコートとガラスコーティング

ボディーコートとは塗装面の保護やツヤ出しが目的であり、施工後の保持できる期間が違ったり、塗布する材料の成分が違います。


固形ワックス

固形と液体の中間のワックス

液体ワックス

液体撥水ボディーコート剤

ポリマーコート剤

液体の簡易ガラスコート剤

ガラスコート剤


ワックスに関しては、車の創世記から共に歩み続けているもので、歴史があります。

ロウ成分が主体で、使用目的や用途に応じて、油脂分やコンパウンドを配合した多種多様の製品があります。


固形ワックスの長所は深みのあるツヤで長持ちします。目安にして2ヶ月ぐらい

短所として、施工時専用スポンジを使うことで、ヘアラインスクラッチがつきます。そのキズが固形ワックスが密着性が良くなり、長持ちすると考えるなら効果も納得できます。しかし、ワックスが剥がれ落ちたとき、塗装表面は、キズだらけ状態です。


液体ワックスはクリーナーとしての性能がよく、適度なワックス効果で光沢も出て、クリーニング作業の流れの中で、効率よく使用できます。

短所としては、ワックス効果があまり持続しません。


固形と液体の中間のワックスは半練りと呼ばれてますが、性能として固形と液体ワックスの中間あたりです。


液体撥水ボディーコート剤は 3−1:ボディコートの項で説明したので省きます。


ポリマーコートのポリマーとは高分子の有機化合物を表しますが、ここでいうポリマーコートとは、そういった高分子化合物であるシリコーンやフッ素といった物質が主体となって車のボディ(塗装面)の保護やツヤ出しのために作られたコート剤です。

なぜいいのか?ポリマー自体の分子間の結合が強い=保護膜が強い=長持ちといった関係でしょうか?私、個人的には経験上、ワックスが少し長続きするだけって感じです。


ガラスコートはガラスコーティングという言葉で聞くことも多いのですが、事実上ガラスコート剤はポリマーコートの仲間になります。いろいろな解釈はあると思いますが、世間でよく言うポリマーコートとガラスコートの違いは、有機か無機かということを言われてます。


有機とは炭素、水素を含む化合物であり、人工的に作られるもので、無機とは自然界にそのままの形で存在する炭素を含まない物質と定義できます。

有機のいいところは、それぞれの物質の特性をいかして、有効活用ができることであり、無機のいいところは、その存在が変化しないことです。

実際の話で、はっきり言いますが、無機質の物質を単体でボディの塗装面にキレイに塗布することはできません。また、塗布できたとしても、長期間の維持は不可能でしょう。


「ガラスコーティングとは、完全無機質で、鉛筆硬度が7で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うんたらかんたら・・・・・・という・・・・・・・・・・・・・・・ます。」


よく聞く言葉ですが、ワックスやコーティングって結局、塗装された表面に塗布して、保護してツヤをのこして、できれば長期間手間なしでその美観を維持したいっていう、その使用する人間の願望です。

現在、ガラスコーティングがコーティングの主流ですが、そのガラスコーティングのコート剤も呼び名が増え、ガラス系とかガラス繊維系とかガラス硬化系などなど・・。結局のところですね、ポリマーコーティングなんです。たしかに無機質の物質は使用してます。しかし、無機質の物質を塗り広げて定着させるには有機物が必要なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 



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